富久・余丁町再開発住民連絡会 富久・余丁町再開発住民連絡会

瓦版

(瓦版 その20) ハンコ(印鑑)の力は絶大です。 だからこそ、ちゃんと「もらう」、そして むやみに「押さない」ことです。

投稿日:

瓦版その18の内容を憶えていますか。

国会答弁の話です。その中で、準備組合が、「この広さだったら、そのまま新しいマンションに引っ越せますし、売るんだったら、1億円くらいになります」などとバラ色の話を持ち掛け、それを信じて、地権者が「同意」しても、「本組合(再開発組合)が設立されたとたんに、準備組合の約束は反故(=なかったこと)にされる」という話です。

仮に、準備組合から提示された条件なら再開発を進めてよいと考えた場合であっても、あとで反故(ほご)にされないために、東急不動産株式会社のハンコ(印鑑)が押された書類をもらいましょう。

このとき、準備組合のハンコはダメですよ。この再開発は、住民主体と言いながら、東急不動産が実質支配しているからです。準備組合には、責任もお金も何もありません。あるのは、東急不動産からの借金(すでに数億円)だけです。

一方、皆さまも、自分のハンコについては注意が必要です。

準備組合からの話に少しでも疑念や迷いがあるなら、絶対にハンコを押さないことです。また、署名もしてはいけません。例えば、準備組合のアンケートの内容に疑念があるなら、記入して「署名」することは、絶対、やめましょう。

東急不動産などの業者は、地権者に対して、「個別」に再開発の話を進めています。業者は、再開発を推進したいし、その道のプロですから、話も上手です。

業者と話をするときは、一人で対応せず、誰か(できれば、多いほうがいいでしょう)と一緒に話を聞くようにし、その場での即答は避けましょう。家族がいるのであれば、「夫婦で」とか、「子供と一緒に」とか、「親と一緒に」といった形で業者と話をしましょう。そして、あとでよく考えて回答しましょう。「回答」の先には、「ハンコ」や「署名」が待っているからです。

なお、業者と話をするときは、録音することをお勧めします。「録音できません」と言われたら、それ以降、準備組合とは関わりを持たないことをお勧めします。準備組合からの「電話」も拒否しましょう。

なぜなら、業者の話には、いろいろな「わな(罠)」が仕掛けられている可能性があるからです。専門用語を入れてもっともらしく説明された場合、録音してあれば、後でそれが正しいかを調べることができます。

我々住民連絡会のメンバーも、相談にのることができます。

準備組合が何を言っても、正式な書面(東急不動産が押印した書面)がない限り、何も信用できません。

 

 

-瓦版

関連記事

(瓦版 その3)地権者の再開発前の不動産価値は、再開発の後に、どう変わる?

瓦版その2では、再開発の事業が失敗した場合、その損失を補填するのは、この地域内の地権者全員であり、事業協力者である東急不動産株式会社ではないことや、このような事業リスクを負いながら「等価交換」では割が合わないことをお伝え…

(瓦版 その15)再開発に関する第2回意見交換会の報告、及び、 第3回意見交換会の開催のお知らせ

2025年8月3日(日)の午前10時から若松地域センターにて、当連絡会主催の第2回意見交換会が開かれ、当連絡会のメンバー4名の他、9名の皆さんの参加がありました。今回は日程の周知が遅かったためか、前回より少ない参加人数で…

(瓦版 その12)「再開発の破綻事例は一例のみ、東京では皆無」 という情報で、我々地権者は安心していいの?

この地域の再開発準備組合が発行した「まちづくり通信No.28」(2024年7月発行)に、3番目の「質問」及び「回答」として、以下の記載があります。(1~2番目の「質問」及び「回答」については、瓦版その10~11で詳しく説…

(瓦版 その4)再開発準備組合に加入しなくても、将来、借金の返済義務が生じるのをご存じですか?

皆様は、再開発準備組合(以下、「準備組合」と略します。)の規約を読んだことがあるでしょうか? 準備組合の規約(2019年7月)の第32条では、事業協力者(東急不動産株式会社)が立て替えている準備組合事務局の費用など(地権…

(瓦版 その6)この地域の再開発において、東急不動産が取得する「保留床」の「坪当たり単価」の算定が、我々地権者の利益に大きく影響するのを、ご存じですか?

この地域で進行中の再開発事業は、今までの瓦版でご説明したとおり、地権者が主体でかつ地権者が事業リスクを負うものです。地権者としては、事業リスクを負うものですので、それなりの利益が得られなければ、割に合いません。 以下、再…