富久・余丁町再開発住民連絡会 富久・余丁町再開発住民連絡会

瓦版

(瓦版 その4)再開発準備組合に加入しなくても、将来、借金の返済義務が生じるのをご存じですか?

投稿日:2024年3月17日

皆様は、再開発準備組合(以下、「準備組合」と略します。)の規約を読んだことがあるでしょうか?

準備組合の規約(2019年7月)の第32条では、事業協力者(東急不動産株式会社)が立て替えている準備組合事務局の費用など(地権者にとっては債務=借金と言えます。)は、将来、再開発組合によって引き継がれるとされています。

昨年6月の総会では、その時点で約8千万円の借金があることが、明らかにされました。また、その後1年間の予算として、この地域内の測量の費用などで、合計で約1億2千万円の支出が、準備組合員の賛成多数によって可決されました。つまり、今年中に、借金の金額が、約2億円に膨れ上がることになります。この借金は、再開発事業の完了時に、完成物件の一部の形で、東急不動産株式会社に返済されます。

この借金は、準備組合に加入しているか否かを問わず、将来、再開発組合が結成されたときに、地権者全員に返済義務が生じるものですので、要注意です。

なぜなら、再開発準備組合が再開発組合(法人)になると、この地域内の地権者は、全員、都市再開発法第20条によって、再開発に賛成であるか否かを問わず、強制的に、再開発組合の組合員になるからです。

この地域における再開発は、地権者がリスクを負う民間の事業です。仮に、再開発事業が赤字になれば、上述の準備組合の借金を含め、この地域内の地権者全員に、損失補填の義務が生じます。実際、岡山県の津山市の再開発では、再開発組合の事業が赤字になり、地権者が自分の権利床をもらえないなどの事態になりました。

この瓦版を読んでいるあなたは、どのような方法で、準備組合の借金の金額や内訳を今後、みていきますか?

 

(2025年10月29日に追記)

この瓦版(その4)中の「この借金は、再開発事業の完了時に、完成物件の一部の形で、東急不動産株式会社に返済されます。」は、再開発対象区域内に2016年にマンションを新築した某ディベロッパーの社員の説明に基づくものですが、その後、誤りであることが判明し、正しくは、「この借金は、再開発組合の設立時に、金融機関からの借金(融資)によって、東急不動産株式会社に返済されます。」です。

-瓦版

関連記事

(瓦版 号外 その1)再開発に関する第1回意見交換会の報告、及び、 第2回意見交換会の開催のお知らせ

2025年5月24日(土)の午前10時から、若松地域センターにて、当連絡会主催の第1回意見交換会が開かれ、当連絡会のメンバー4名の他、15名の皆さんの参加がありました。予定の2時間があっという間に過ぎ、アンケートでは、参…

(瓦版 その28)要注意!!「個人面談」は、「確認書」を提出させるための口実です。

準備組合は、8月以降、地権者との「個人面談」を急ピッチで進めています。当会にも、地権者から、様々な情報が寄せられています。 「個人面談」に応じた某地権者によると、「個人面談」の際、「都市計画手続きに関する確認書」への記入…

(瓦版 その29)「富久クロス」の再開発との比較 [第1弾]

~住民がコントロールするのか、それとも、コントロールされるのか~ 当地区の再開発計画と、富久クロスの再開発を比較した場合に、決定的に異なるものがあります。それが何かは、今年8月に当会のメンバー4名が富久クロスの再開発組合…

(瓦版 その7)地権者の皆様、覚悟は、ありますか?再開発後に、管理費と修繕積立金を毎月、支払うことについて

この地域で、「富久町・余丁町地区市街地再開発準備組合」(以下、「準備組合」と略します。)という、一部の地権者による団体が進めている再開発事業は、再開発対象区域内の土地をすべて、共有にするというものです。土地が共有であり、…

(瓦版 その16)加入している皆さま!! 再開発準備組合を脱退してみませんか

前回の瓦版その15では、再開発準備組合(以下、準備組合と略します)の加入率が都市計画決定の根拠の一つになるであろうことを説明しました。準備組合が現在設定している再開発対象区域内における地権者の加入率は、準備組合によると、…